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「正しい納税額は一つだけ。いかに真実に近づくか、そのためにどうするかを念頭に置いて業務にあたっています」と樋口忠一郎所長は語る。
現在は中野に事務所を構える樋口会計事務所。しかし、独立開業時の事務所があった関係で、東京・東村山市周辺の地主に関する相続案件を多く手掛けている。同地は東京の郊外で農地も相応に残っており、昔からの地主が多い。案件は地元の不動産会社からの紹介が大部分を占める。
平成16年に評価基本通達が改正され、広大地の評価方法が大幅に変更された。広大地に該当すれば相続税が減額されるが、そうでない場合は高額の相続税を納めることになる。樋口氏はこれに迅速に対応、広大地評価の精度を上げることに力を入れている。「相続税案件が円滑にできるかどうかは、的確な土地評価にかかっています」(樋口氏)
ときには、対象物件が広大地になるかどうか曖昧な場合がある。そんなとき樋口氏は強引な申告をしない。一旦通常通りに申告し、更正の請求の手続きをとるといった具合に段階を踏んでいる。「更正の請求を出したほうが税務署もしっかりみてくれます。そうすると真実に近づくのです」(樋口氏)
地主との相談に関しては、できるだけ直接出向いて面談する方針を貫いている。直接会って話をすることで、顧客の思いを正確に知ることができ、自身の考えを伝えられる。当然のことでもあるが、それをひとつひとつ着実に行なうことで、樋口氏は顧客の厚い信頼を集めている。
「せっかく資格を取ったのだから、監査法人に勤めるよりも一国一城の主になりたい」との思いから、公認会計士の資格を取得後、公認会計士共同事務所勤務を経て、個人で独立開業した。
不動産会社との連携が密な理由については「誠心誠意対応しているからでしょうか」と樋口氏は分析。一つひとつの案件を誠実に行なうことで、コンスタントな案件獲得を実現した。今後は現事務所がある中野区とその周辺地区からも相続案件を手掛けたいという意向を示している。
03-5380-5353
所長:樋口忠一郎(ひぐち ちゅういちろう) 1958年1月生まれ 1980年3月 一橋大学卒業 1983年3月 公認会計士登録 1985年1月 税理士登録 1989年6月 樋口会計事務所開業 1990年11月 現在地に移転