女性に優しい税理士事務所
昨年は、大変多くの方の訃報や、病気での療養という言葉を耳にしました。
医療の高度化のお陰で、昔なら到底助からなかった病気でも今では完治することも多いこの頃です。
ですが、悲しいことは、病気をしてしまった本人が、
今までとおりのモチベ−ションを保てなかったり、
治療という大きな精神的負担がかかってしまうことです。
また、家族にとっても介護という新たな経験を余儀なくされ、
戸惑う方々も多く見受けられます。
私たちは、会計事務所なので、治療のサポ−トや介護についてのお手伝いはできないものの、
何か別な角度から、経理業務のお手伝いをすることは出来ないものかと考えました。
病気になられたご本人が、それまで会計業務をすべて行っていた個人、
または社長さまの場合は、本人にとっても、周りの方にとっても、
これからの不安は大変なものだと思います。
特に、日々几帳面に出納や伝票を作成しておられた方は、尚のことでしょう。
そこで、今までの一連の作業の流れを止めないよう、例えば記帳の簡略化、
出納帳の省略、資料整理のお手伝い、または訪問入力などを考えてみました。
現在は、パソコンが普及していますので、デ−タ−の受け渡しには
問題がないものの、その手前での作業のお手伝いを、させていただく事により、
ご本人様または、周りの方が安心していただけたら、こんなに
やりがいのある仕事はないといいきれるでしょう。
この方法を確立すること、これが今年の当事務所の課題であると思っております。
人と人としてのつながりを大切することは、相手に対する
思いやりから様々なアイデアが湧き上がることでもあります。
一仕事としてではなく、一個人として顧問先の皆様とつがっていけたら、
仕事としての最大に喜びにもなります。
私たちは、皆様の一番身近にいる専門家です。
つねに、それを意識して、問題解決に何かの力を発揮できる存在でいたいものです。