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「規模が大きい・小さい」は関係ある?その1

”いい税理士”社長の勘違いPart1

「規模が大きい・小さい」は関係ある?その1

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どんな税理士がよいかを判断するとき、1つの目安として税理士事務所の規模の大小を気にされる方だ多いかと思いますが、

税理士業というのは、目にみえないサービスを売っている職業です。
したがってそれぞれにメリット・デメリットがあり、
一概にどちらがよいと答えることはできません。
また、地域によって税理士事務所の大、中、小の規模はかわります。

例えば、全国規模でみれば、100人以上の職員をかかえる事務所が大規模、50人以上が中規模となりますが、地方都市では、
10人以上で中規模、20〜30人で大規模と言ってもおかしくありません。したがって、読者の皆さんの地域に当てはめて、
文中の大規模、中規模をイメージしてください。地方によっては、5人以下が小規模、10人前後以上が中規模となるところもあります。

規模が大きい税理士事務所のメリット

規模が大きい税理士事務所のメリットとしては、複数の税理士がいることでしょう。そのような場合、
税理士法人として仕事を請け負っている場合があります。
従来は税理士の資格をもった個人にのみ、税理士事務所の開業が認められてきましたが、最近のビジネス社会の高度化、複雑化に対して、
1人の税理士では対応しきれないケースがでてきたためです。
このような点から、大きな税理士事務所は、個人の資質に頼らない安定した経営力が魅力です。

中小規模の税理士事務所のメリット

反対に中小規模の税理士事務所のメリットは、小回りがきくことでしょう。
困ったことがあれば、電話一本で税理士本人が訪ねてきてくれますし、税理士は地域の顔役を兼ねている場合があり、
街のちょっとしたもめ事を丸く収めてくれたりもします。
また、若者の縁談を進めてくれたり、地方銀行などと親しくしている場合が多いため、金融機関を紹介してくれたり、
多額の融資が通るような方法を教えてくれることもあります。

小さな税理士事務所は街の電気屋さん

別の業種のたとえになりますが、家電販売の世界では、都市部だけではなく地方までを含めた全国で、
大手の家電量販店が売上を伸ばしてくるようになりました。
ところが、大手に対抗して、いわゆる街の電気屋さんでも、がんばっているところがあります。
そのような街の電気屋さんは、おじいちゃん、おばあちゃんの1人住まいで、「高いところの蛍光灯が切れた」というような場合でも、
嫌な顔ひとつせず、電話一本でかけつけるフットワークを持ち合わせているなど、大手にはできないサービスをもっているからなのです。
税理士の世界も同様で、小さな税理士事務所でも、所長も職員も一丸となって親身に面倒をみてくれる事務所であれば、規模が小さくても
何ら問題はありません。
したがって、事務所が新しいか、立地がよいか、自社ビルかどうかなど、外見だけで税理士事務所を判断するのはお勧めできません。

 

本記事の続きはこちら
「規模が大きい・小さい」は関係ある?その2

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